どんな活動をしているの?

森林は木材・水等の供給、土砂災害等の防止など多様な機能を発揮しつつ、私たちの暮らしを支え守る県民の財産であります。また、生物多様性の保全、地球温暖化の防止など人類の生存に欠かせない資源であり、社会全体で支えることに大きな意義があります。

本県の豊かな森林を健全に育成し、将来を担う次世代の人々に引き継ぐことを基本理念として森づくりに関する諸活動を行っています。

森づくり活動の実践

会員の皆様やその家族等の参加のもとで、能登・金沢中央・加賀の3地区の活動拠点地において、コナラ、クヌギ、ブナ、サクラ、マツ等の植樹・萌芽更新の活動や樹木の育成に必要な下刈り、つる切り、枝打、除間伐等の育樹活動を行っています。また、キノコ植菌や山野草・山菜の植え付けなど森の資源を活用した体験学習を行っています。

活動地 主な活動 実施時期(予定) 令和5年度の活動概要
志賀町
火打谷エリア
(石川県緑化センター地内)
開始年:平成23年
更新、下刈り、枝打、除間伐、きのこ植菌・山野草植え付け体験など 6~7月、10月~11月
志賀町火打谷エリアの活動状況

コロナによる参加人数の制限を取り除いて実施。7月は29名参加のもとで下刈り作業。11月には33名の参加で、クヌギの伐採、枝払い、造材の作業とナメコの植菌・収穫体験を行いました。

かほく市
大崎エリア
開始年:令和元年
植樹、下刈り、枝打など 6~7月、10月~11月
金沢市夕日寺エリアの活動状況

コロナによる参加人数の制限を取り除いて実施。6月は41名参加のもとで下刈り作業。11月には20名の参加で、抵抗性クロマツの植樹を行いました。

白山市
白峰西山エリア
開始年:平成17年
枝打、除間伐など 10月

樹木が大きく成長し、育林作業を必要としない状況から、活動は未実施。

企業が実践する森づくり活動の支援

活動支援の様子

企業会員が協定等の締結により自ら活動地を保有し、森づくり活動を行っていく場合において、活動に必要な活動地の斡旋、活動プランの作成、植栽苗木等の資材調達や作業道具の無償貸出、必要に応じて現地活動のサポートにあたる指導員の配置等を行っています。

新たな企業等の参加や森づくりの重要性に対する普及啓発

CO2吸収認証書

CO2吸収認証書

企業の森づくりハンドブック

企業の森づくり
ハンドブック

企業への説明会や現地見学会をはじめ、「石川の農林漁業まつり」等のイベントを活用した広報活動、森づくりガイドブック・活動事例集等の作成・配付、県が実施している「石川の森整備活動CO2吸収量認証制度」の推進等に加えてホームページによる情報発信を行っています。